2月6日「土曜あそび塾」、サポートセンター事務所にて
寒い冬は、あたたかくて気持ちいい羊毛を使って何か作ろう!ということで、千葉のNHK文化センターで「シュタイナーの手仕事」の講師をされていた、渡辺 恵さんにあそび塾に来ていただきました。低学年のパワーが炸裂する今期の子どもたち、集中してしっかり手を動かせるのか・・・?
渡辺先生がまず取り出したのは、美しい音色のライアーという楽器。小さな竪琴のようなこの楽器に、子どもたちの視線はくぎ付け。
それからお話が始まりました。白くてふわふわした生き物の話。その生き物が林をぬける時に残した白い毛を、子どもたちがカゴに集め、それを使って何かできないかなあと考えます。お母さんが「いいものができるよ。丸く、丸くしてボールができるよ。」と教えてくれました。
あそび塾の子どもたちにも白い羊毛が配られ、渡辺先生のやり方をよ〜く見てから羊毛ボールつくりをしました。
洗面器にお湯を準備します。くるくると丸めた羊毛にせっけんをつけながら、お湯をかけて丸めていきます。「ま〜るくな〜れ、ま〜るくな〜れ、と心の中で思うんだよ。」と、渡辺先生が教えてくださるけど、力の入れ具合がなかなか難しい・・。羊毛がはがれてきたり、いつまでもふわふわで、キュッとしまったボールにならない・・。それでも手の中でくるくる丸めていくと、真っ白なまん丸なボールが出来上がりました。
真っ白なボールにきれいな色の羊毛をかぶせ、石鹸水をつけながら、また手の中で丸めていきます。集中してのボール作りに疲れた顔をも見えましたが、出来上がったボールに満足そうな様子。
「もうひとつ、作ろうと思うものがあるんだけど・・。」の渡辺先生の言葉に、「もうつかれた〜。」の低学年の子どもたちの声。そこでしりとりをして息抜き。しりとりも大勢でやるとおもしろかった!「まだやりたい。」の声があがる中、渡辺先生のお話が始まると、子ども達は、ぐーっとお話の世界にはいっていきました。羊毛をつかって小さな妹のために何か作りたいと思っている女の子のお話。浜辺で貝を拾いました。それに羊毛を巻きつけてお人形を作りました。
子ども達にもハマグリの貝殻を2まいづつ配り、貝に羊毛を巻きつけて、きれいな色の羊毛で着物をきせて、おひなさまを作りました。貝殻に羊毛を巻きつけるのがなかなか大変で、1,2年生の子どもたちには手助けが必要でした。それでも石鹸水をつけながら、手の中でおにぎりをにぎるようにキュッ、キュッと丸めていると、だんだん形がしっかりしてきます。着物をきせてできあがると、みんなもう一体のお雛様の作成に取り掛かりました。
子どもたちの集中力にはおどろきました!!低学年の子どもたちも「疲れた〜。」といいつつ、しっかり取り組み、みんなお雛様とお内裏様を完成させました。「お雛様は妹に。お内裏様は弟に。」、と小さな弟、妹を思いながら作りあげている子もいました。直接的な言い方をしなくても、子どもたちはお話の内容を自分の中に受けとめて、自分で作り上げる喜び、誰かのことを心の中で思い、手を動かす充実感、あたたかさを感じられたかなあと思いました。
おやつはぜんざい。白玉だんごは6年生の二人組みが早く集まって作ってくれました。テキパキ、テキパキ、本当に頼もしい!!
「あずきの粒々がいや〜!」という子どもがちらほら。こしあんは好きだけどつぶあんは苦手な子どもが多いような気がします。来年の冬はお汁粉にしようかな・・。
楽しみにしていた外遊びの時間がとれずとても残念でしたが、かわいいお雛様のお土産と、「作るの大変だったんだよ〜!」の報告、各御家庭に届いたでしょうか。
<参加> 登録子ども:17名、スタッフ:3名