0123はじめてのおしばい ちいちいにんにん




2008年9月10日と11日、あすみが丘ガーデンコートとおゆみ野公民館にて、
0歳から3歳を対象とした人形劇がおこなわれました。
これは「子ども劇場千葉県センター」の主催でおゆみ野公民館開催を
緑区子どもサポートセンターが協力団体として取り組みました。
あすみが丘は「こどもの森クリニック」が協力団体としてかかわりました。


緑区は千葉県の中でもとりわけ乳幼児の多い地域です。
しかし、良いホールがないこともあり、演劇鑑賞など子どもが文化に触れる機会が
ほとんどありません。長い間、おやこ劇場として鑑賞に触れてきた私たちとしては、
最近の子どもが幼い頃から、長時間テレビやビデオを見ていることはとても気がかりでした。
そんなとき、千葉県センターから乳幼児対象の人形劇に取り組まないかというお話がありました。
今回お呼びした人形劇団「ののはな」はいつも手作りの暖かい人形劇を見せてくれます。
「ののはな」のおしばいなら、、、と取り組むことを決めました。



 当日は30組の乳幼児とお母さん・お父さん・おばあちゃんが集まりました。
動物園の飼育員さんの籠からカバ君が出てきて子どもたちからお団子を食べさせてもらったり、
ストーリーよりも子どもとのやりとりや触れ合いを大切にした内容になっています。
子どもたちも嬉しそうでしたが、ユーモアある展開や楽しいアイディアの数々に
お母さんたちからも拍手や歓声があがりました。
子どもだけじゃなくお母さんたちにとっても、楽しい癒しの時間になったようです。
「数年前に土気で「ののはな」の人形劇を観て楽しかったので、
ポスターを見てすぐ申し込みました。」というお母さんや、

「私も子どもの頃、おやこ劇場にはいっていて、劇を観て育ちました。」
というお母さんもいました。途中、慣れないお人形に泣き出す子もいましたが、
最後は一人ひとりの子どもとくまちゃんが握手してくれて、
どの子の顔も輝いていました。暖かい時間の流れた2日間でした。